ほくろの勉強

ほくろを学ぼう

そもそもほくろって何?なぜほくろができるの?どんな除去方法があるの?そんな豆知識をお届けします。

ほくろは人間が自分の肌を紫外線から守ろうとした結果できるものです。

メラニンってご存じですか?

 

メラニンとは

メラニンとは紫外線を肌内部に入れないようにすることが目的で生成されます。日焼けもこのメラニンの生成により生み出されます。
これにより「たるみ」、「しわ」、「皮膚癌」が発生しないようにしている人間にとっては非常に重要な成分なのです。
人間が作り出した自然の日焼け止めクリームがメラニンなのです。

 

メラニンとほくろはどんな関係があるの?

ほくろはそのメラニン色素が過剰に生成され、皮膚表面に沈着した状態の黒い塊を指します。

特に以下のような人はほくろができやすいと言われています。

紫外線にさらされる機会が多い人
紫外線を多く浴びることで、メラニン色素が過剰に生成され、結果としてほくろとして残る確率が高まります。
ストレスを感じている人
正常な状態であれば生成されたメラニンはお肌の新陳代謝の中で、排泄されます。日焼けした肌が数週間後には元の肌に戻っているのが正常な状態です。
しかし、ストレスを感じる状況に置かれている人(睡眠不足、生理不順、妊娠、不健康な食スタイル、心身的ストレス)は、通常の排泄が行われず、お肌にほくろとして残る可能性が高まります。
外部から刺激を受けた場合
肌への強い刺激(衝撃、圧迫、薬物など)により、メラニンの排泄が正常に機能しなくなり、結果としてほくろができる可能性が高まります。
身近な刺激でいえば、矯正下着、ゴムのきついパンツ、サイズの合っていないブラジャー、刺激の高い日焼け止めクリーム)なども要因となる場合があります。

 

ほくろの除去方法について

当店ではほくろ除去専用のもぐさを販売しておりますが、ほくろ除去には他にも様々な方法が存在しますので、ご自身の置かれている状況(年齢、予算、ほくろの大きさ、ほくろの場所、環境)によって最適なものをご選択いただければと思います。

ここでいくつかのほくろ除去をご紹介いたします。

ほくろ除去専用もぐさ
当店が以前から販売しているほくろ除去のために作られたもぐさ(お灸)を使ってほくろを除去する方法です。
◆長所
・あらゆる方法の中で一番肌への刺激が弱く、ほくろ周辺の正常肌への影響が一番少ないため、ほくろ除去後の治りが一番早い。
・すべての方法の中で最も手軽に除去できる。
◆短所
・背中など手が届かない範囲は一人での除去は困難。
・火を使用するため取扱いに注意が必要。
ほくろ除去クリーム
ニッキーアウトモールクリームなどが代表的なところです。自分で取る方法としては比較的安価で購入できます
◆長所
もぐさやレーザーと比べると安く購入できるため、まずお試しにという方には向いている。
◆短所
・ほくろ周辺の肌へもクリームを塗布することとなり、ほくろ周辺の正常肌への強い刺激により腫れ、ただれなどの症状が報告されている。
・もぐさやレーザーと比較すると、ほくろが取れる確率は一段階劣る。
レーザー除去(炭酸ガス CO2)
最も有名な除去方法のひとつ。専門医による的確な判断のもと施術されるため安心。
◆長所
専門医により的確な施術が行われるため、ほぼ確実に除去できる
◆短所
・ほくろ除去痕がクレーターになり、通常の状態まで回復するのに半年ほどを有する。
・最も費用が高い。
・再発の可能性が高い。
切除
比較的大きなほくろの場合に選択されます。クリニック、病院で実施される施術の方法を指しており、自分自身での切除は絶対にNGです。
◆長所
・もぐさ、クリーム、レーザーでは除去が困難な大きなほくろの除去が可能。
・目のすぐ近くなど、他の方法では除去が困難な場合でも除去が可能。
◆短所
・施術-抜糸という大掛かりな処置となるため一番長い時間を要します。
・炭酸ガスと比較すると感染症を引き起こす可能性が高い。